今日は,群馬のラモーンさんのコメントをキッカケに中、高生の頃を
思い出してしまったので、その頃のことを少し書いてみます。
ドラムセットに座って叩き始めたのは,16歳くらい。
高校2年生からのスタートだったので、結構遅かったです。
それまでは,枕や座布団を並べ,それをスネアやタムに見立ててドスドス
叩きまくっていました。
今考えると、別に才能があるなどと思っていなかった分,
自分の好きなスタイルに対するこだわり、練習熱心さだけはあったようで、
野球少年だったスポ根魂をそのままドラムにぶつけてた感じです!
最初にコピーした曲はビートルズの「レイン」(もちろん一人で)。
リンゴ・スターのスタイルの中では,かなり派手に叩いている曲で
彼自身もビートルズ時代のベストテイクに挙げています!
フルボリュームでテープを鳴らしながら,それに合わせてドラムを叩く!
完全に気分はビートルズ!ちゅう感じですな。
まあ,こんなに難しい曲を叩けていたと思ってたこと自体に若気のいたり的
思い出し笑いが込み上げる43歳です・・。
それともうひとつ、これは最近クリニックをやっていてよく感じることで,
自分とはかなり違うな〜と思うことがあります。
それはものスゴく大切なことで、あらゆるパワーの源だったりしたのですが
私の場合は、若者特有の視野の狭さと純粋さ、そこから来る、勘違い、
思い込み,思い入れ、誇大妄想がかなり激しく,そこだけは誰にも
負けなかった記憶があります。
ロックというフィールドではそれが許されるし,だからこそ理想論を語り、
世界中の人と繋がっていけるのだとも思います。
甘い夢物語ばかり語っている時代は過ぎたのかもしれません。
9・11の後にどういう世界が構築できるのか,世界中の人が迷っています。
ですが私は,どのような行動を起こすにしても,夢や理想を信じたいですし、
それが信じられない人は、逆に信じられない気がします。
話を戻します。
16歳の私は、「夢に向かって!」と言うとかっこいいですが
周りから客観的に見ると、学校も行かずにドラムばかり叩いてる、
相当な変わり者として映っていたようです。
実際、不登校の生徒だったので、先生や友人がよく家まで迎えに来てくれたり,
プリント!を届けに来てくれていました。
家族をはじめ周りの方々には、ご迷惑をかけっぱなしで・・。
お陰さまで,今でも楽しい人生送れてま〜す!
すみませんでした&本当にありがとうございました!!!
梶原