ホームページの、バンドサイドからのコメントを載せます。
今年も,行きます〜〜〜!!!


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いよいよ3月12日より、2007年ツアー本格始動!THE BIG HIPを応援してくれるファンの皆さんやライブハウスの皆さんの情熱だけを頼りにツアーをやります。今回のツアーは100%、そういう人たちが集まって制作したライブばかりです。業界の事情で作られたイベントやフェスとは一線を画したものばかりです。

高知は梶くんの友人たちが作るイベントです。関西ツアーはMUSEの人たちが「ぜひTHE BIG HIPとご一緒したい」ということで、素敵なイベントを作ってくれました。東北ツアーは現役のリスナーの人たちが何と東北ツアーを手作りしてくれました。彼らは決してプロではありません。本当に涙が出るほど嬉しいです。東京で参加するイベントもTHE BIG HIPにもの凄くシンパシーがある人たちばかりで作られています。こちらが出した条件も快く引き受けてくれました。

ワンマンライブは小さな空間でより一体感を目指すためにU.F.O.CLUBを選びました。動員の問題ももちろんあるのですが、狭い空間をより熱くしたかったという思いがあったのです。怪しい真っ赤な空間でマッキーくんが最高のROCK'N'ROLLをスピンしてくれて、ご機嫌なMCにのってTHE BIG HIPが登場する。そこから怒濤のバカ・ライブをぶっ放す。なんか楽しいじゃないですか。肩肘張らずにまるで目黒VERGEでミッキーがソロライブをやるような気軽さでバカをやれそうな気がしたのです。カタログのようなJ-POPフェスでは表現できない「うねり」とか「ヒップ」をみんなで共有できたら、それこそが正真正銘のROCK'N'ROLLだと思っています。

ついでに言うと、ハリケンくんが作ってくれた新しいTシャツもその旗印になるようなものになりました。海賊が宝箱を開けたら素敵な音符を見つけたという、Tシャツのストーリー設定には、出来合いのものばかりを求めている連中にはこの宝箱を見つけることもできないし、例え、見つけたとしても開けられないだろう、という裏の意味もあります。THE BIG HIPはROCK'N'ROLLを求めて大海原を旅する海賊のようなものです。だからTシャツはきれいな活字でデザインされたよそ行きのものではなく、思いっきり手書きのデザインになっています。こういうところにもTHE BIG HIPの新しい意志を感じてもらえると嬉しいです。

ROCK'N'ROLLをこの国で鳴らすとはどういうことなのか。悩みに悩んで出したひとつの回答がこれです。面白いフェスやイベントって何だろう?っていうことを考えながら、THE BIG HIPは日本全国をサーキットします。「何をぐだぐだ考えているんだ?」と笑われそうですが、THE BIG HIPは本気です。思いっきり試行錯誤しながらやらせてもらいます。そしてステージではとびきり上質なROCK'N'ROLLをたった2つの楽器から鳴らしてみせます。

そして、その勢いで、夏からは次のステージへ打って出るつもりです。バカ・バンドTHE BIG HIPをひとつよろしくです!

梶原